この記事を書いた人: 現役不動産賃貸仲介営業マン|引っ越しと退去の現場を日々見ています。
この記事でわかること
- トレファク引越の仕組み(引っ越しと買取が同時にできる)
- 引っ越し費用から買取額を差し引けるという考え方
- 正直な注意点(対応エリア・追加料金など)
- 引越し侍との賢い使い分け
はじめに:引っ越しの一番の面倒は「荷物を減らすこと」かもしれない
引っ越しの準備で、実は一番時間と気力を奪われるのが不用品の処分です。
- 粗大ゴミの回収は予約制で、日程が合わない
- 処分にはお金がかかる(冷蔵庫や食器棚は数千円クラス)
- リサイクルショップに持ち込む時間も車もない
- 「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」という罪悪感
この「処分問題」と「引っ越し」を、1日でまとめて片付けてしまうサービスがあります。リユース大手のトレジャーファクトリーが手がける「トレファク引越」です。現役の営業マン視点で、良い面も注意点も正直に解説します。
トレファク引越の仕組み:引っ越しと買取査定が同時に来る
トレファク引越は、リサイクルショップ「トレジャーファクトリー」(東証プライム上場)の引越サービスです。何が普通の引っ越し業者と違うかというと——
見積もりの時点で、引っ越しの見積もりと不用品の買取査定を同時にやってくれます。
流れはシンプルです。
見積もり訪問(引っ越しの1ヶ月〜2週間前ごろ)
├ 引っ越し費用の見積もり
└ 不用品の査定(その場で写真を撮り、バイヤーが査定)
↓
引っ越し当日
├ 新居に運ぶ荷物 → 引っ越し
└ 不用品 → 買取・引き取り
ここが便利なポイント
①買取金額分、引っ越し費用の負担が軽くなる 売れた分だけ、実質の引っ越しコストが下がります。「処分にお金を払う」が「売ってお金になる」に変わるので、差は思った以上に大きいです。
②買取対象がとにかく幅広い リユース大手の直営なので、家具・家電はもちろん、雑貨・スポーツ用品・楽器・ブランド品・貴金属まで査定対象。「これゴミでしょ」と思っていたものに値段がつくことも珍しくありません。
③買取できないものも、引き取ってもらえることがある 値段がつかないものでも無償引き取りの対象になるケースがあり、口コミでは「買取不可の家具を粗大ゴミ置き場まで運んでもらえた」という声もあります。
④引っ越し当日まで家具・家電を使える 買取・処分は引っ越し当日なので、冷蔵庫もエアコンも直前まで普通に使えます。「処分を先に済ませて、最後の1週間は不便な生活」という定番の苦労がありません。
⑤「引っ越しだけ」「買取だけ」の依頼もOK セット強制ではありません。買取だけ頼んで、引っ越しは別の業者、という使い方もできます。
【中の人より】不用品を「置いて退去」は絶対にやめてください
ここで、営業マンとして一つ強くお伝えしたいことがあります。
「処分が面倒だから、いらない家具は部屋に置いていっちゃおう」——これ、絶対にNGです。
退去時に残された不用品は、管理会社が業者を手配して処分することになり、その処分費用はあなたに請求されます。 しかも自分で処分するより割高になるのが普通です。退去費用のトラブルの火種にもなります。
引っ越しと処分は、必ずセットで、退去日までに終わらせる。トレファク引越のようなサービスは、まさにこの「処分が間に合わない問題」を解決してくれる仕組みです。
※退去費用で損しないための知識は、こちらにまとめています。
👉 絶対に損しない!退去費用の抑え方
正直な注意点
良いことばかり書いても信用できませんよね。注意点も正直にお伝えします。
①対応エリアは必ず確認を
トレファク引越は全国どこでも使えるわけではなく、対応エリアは首都圏を中心とした一部地域です。北海道など対象外の地域もあるので、公式サイトで自分の引っ越し元・引っ越し先がエリア内か、最初に確認してください。 エリア外なら、残念ながらこのサービスは使えません。
②時間指定・土日祝は追加料金がかかることがある
利用者の体験談によると、時間指定なしのフリープランを基準に、午前などの時間指定で+10,000円、土日祝で+10,000円といった追加料金の仕組みがあります。平日+時間おまかせで頼めるなら、かなり抑えられます。
③買取額に過度な期待は禁物
「思ったより買取の値段がつかなかった」という口コミもあります。中古市場の相場で査定される以上、購入時の価格からは大きく下がるのが普通です。**「処分費用がかからず、少しでもお金になればラッキー」**くらいの期待値が正解です。
④エアコン移設などの外部連携は要確認
エアコンの移設が外部業者への手配になり、日程調整で連絡がスムーズでなかったという口コミもありました。エアコン工事が絡む場合は、見積もり時に日程と連絡方法をしっかり確認しておきましょう。
引越し侍との使い分け:相見積もりの1社に加えるのが正解
「引越し侍とどっちがいいの?」と思った方へ。答えは「どっちか」ではありません。
以前の記事で書いた通り、引っ越しは複数社の相見積もりで数万円変わります。 その相見積もりの中に、不用品が多い人はトレファク引越を1社加える——これが賢い使い方です。
- 荷物が少ない・不用品がない人 → 引越し侍で価格競争させるだけでOK
- 不用品が多い人 → 引越し侍での比較+トレファク引越の見積もり。「引っ越し費用-買取額」のトータルで比べると、トレファクが逆転することがあります
比較の土俵に乗せて、トータルコストで判断する。損のない選び方です。
※一括見積もりの賢い使い方は、こちらの体験談でどうぞ。
👉 引越し侍の評判は本当?実際に使ってみた【11万円→7万円】
向いている人・向いていない人
向いている人
- 引っ越しを機に、家具・家電を買い替える人
- 「この際、物を減らしたい」と思っている人
- 処分の手配(粗大ゴミ予約・持ち込み)をする時間がない人
- 実家の片付けを伴う引っ越しの人
向いていない人
- 対応エリア外の人(まずエリア確認を)
- 不用品がほとんどない人(普通に一括見積もりで比較した方が早い)
- 買取額に高い期待をしている人(リセール前提の高級品は専門買取の方が高いことも)
まとめ:「引っ越し」と「処分」を1日で終わらせる選択肢
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 仕組み | 引っ越し見積もりと不用品査定を同時に実施 |
| メリット | 買取額分お得・当日まで家電が使える・買取不可も引き取りあり |
| 注意点 | 対応エリア限定・時間指定/土日祝は追加料金・買取額は控えめに期待 |
| 使い方 | 不用品が多い人は、相見積もりの1社に加えるのが正解 |
| 絶対NG | 不用品を置いて退去(処分費を請求されます) |
引っ越しは「運ぶ」だけでなく「減らす」イベントでもあります。処分にお金と時間を払うか、売ってお金に変えるか。不用品が多い引っ越しなら、見積もりを取ってみる価値は十分あります。
まずは公式サイトで対応エリアを確認して、無料見積もりから始めてみてください。
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