【保存版】賃貸の専門用語集|現役不動産営業マンが裏話つきで解説

内見チェック

この記事を書いた人: 現役不動産賃貸仲介営業マン|難しい専門用語を、現場目線でわかりやすく解説します。


この用語集について

賃貸物件を探していると、聞き慣れない専門用語がたくさん出てきます。「これってどういう意味?」と不安になることも多いですよね。

このページでは、賃貸でよく使われる用語を現役営業マンの”裏話”つきで解説します。辞書的な意味だけでなく、「実際のところどうなの?」という本音もお伝えするので、物件探しの参考にしてください。

知りたい用語は、パソコンなら「Ctrl + F」、スマホなら画面内検索で探すと便利です。


💰 お金に関する用語

敷金(しききん)

退去時の原状回復費用や、家賃滞納時の補填に充てるために、入居時に預けておくお金。あくまで「預け金」なので、何も問題がなければ退去時に返ってきます。

💬 中の人より: 敷金から差し引かれる原状回復費用には決まりがあります。経年劣化や通常損耗は本来大家負担なので、不当に差し引かれていないか確認しましょう。詳しくは👉絶対に損しない!退去費用の抑え方で解説しています。

礼金(れいきん)

大家さんへの「お礼」として支払うお金。敷金と違って返ってきません。 地域や物件によって0〜2ヶ月分と幅があります。

💬 中の人より: 礼金は交渉でゼロにできることもあります。特に空室期間が長い物件はチャンスです。

前家賃(まえやちん)

入居する月の家賃を前払いするもの。月の途中から入居する場合は日割り分+翌月分を払うことが多いです。

仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)

物件を紹介・契約してくれた不動産会社に支払う手数料。法律上の上限は家賃の1ヶ月分+税です。

💬 中の人より: 「無料」「半額」を謳う業者もありますが、その裏には広告料が高い物件を勧めたい事情があることも。安さだけで飛びつかないように。詳しくは👉仲介手数料は無料のとこで契約すべき?無料の真実を暴く!をどうぞ。

保証会社利用料(ほしょうがいしゃりようりょう)

連帯保証人の代わりに、家賃保証会社を利用するための費用。近年はほとんどの物件で加入が必須になっています。

💬 中の人より: これは保証会社が決める費用なので、仲介業者が値引きできるものではありません。

更新料(こうしんりょう)

契約期間(多くは2年)が終わって契約を更新する際に支払うお金。家賃1ヶ月分が相場ですが、地域差があります。

フリーレント

入居後の一定期間、家賃が無料になるサービスのこと。「フリーレント1ヶ月」なら最初の1ヶ月の家賃が無料です。

💬 中の人より: 初期費用を抑えたいときの交渉材料になります。「日割り分だけでもフリーレントに」と相談してみる価値あり。交渉のコツは👉賃貸の初期費用、総額いくら?内訳と本当に交渉できる部分で詳しく解説しています。

火災保険料(かさいほけんりょう)

火災や水漏れなどに備える保険の費用。賃貸契約では加入が必須なことがほとんどです。

HC(ハウスクリーニング)

退去後や入居前に、専門業者が部屋を清掃すること。費用が借主負担になっている契約も多いです。

💬 中の人より: 特約で「ハウスクリーニング代は借主負担」となっていることがよくあります。実は管理会社指定の業者より、自分で専門店に頼んだ方が安く済むケースもあるので、退去前に見積もりを取ってみる価値あり。詳しくは👉絶対に損しない!退去費用の抑え方で。


📄 契約に関する用語

重要事項説明(じゅうようじこうせつめい)

契約前に、宅地建物取引士が物件や契約条件について説明すること。契約の前に必ず行われる法律上の義務です。

💬 中の人より: ここで疑問は全部解消してください。「後で聞こう」はトラブルのもと。特約の内容はしっかり確認を。

原状回復(げんじょうかいふく)

退去時に、借りた部屋を元の状態に戻すこと。ただし「借りた当時のピカピカの状態」に戻すことではありません。 借主の故意・過失による損傷を直すことを指します。

💬 中の人より: 経年劣化や通常損耗は大家負担です。国土交通省のガイドラインを知っておくと、退去時に損しません。詳しくは👉絶対に損しない!退去費用の抑え方で解説しています。

連帯保証人(れんたいほしょうにん)

借主が家賃を払えなくなったとき、代わりに支払う義務を負う人。近年は保証会社の利用で不要になるケースも増えています。

身元引受人(みもとひきうけにん)

借主に万が一のこと(病気・事故・死亡など)があった際に、対応を引き受ける人のこと。連帯保証人とは役割が異なります。

💬 中の人より: 連帯保証人が「お金の保証」なのに対し、身元引受人は「身柄や対応の引き受け」が役割。保証会社を使う場合でも、身元引受人は別途求められることがあります。混同しやすいので覚えておくと安心です。

定期借家契約(ていきしゃくやけいやく)

契約期間が決まっていて、原則として更新がない契約のこと。期間が来たら退去が基本です。通常の「普通借家契約」とは違うので注意。

💬 中の人より: 家賃が相場より安いことがありますが、「住み続けられない」リスクがあります。契約形態は必ず確認を。

特約(とくやく)

通常の契約条件に追加される、個別の取り決め。「退去時のハウスクリーニング代は借主負担」などが代表例です。

💬 中の人より: 初期費用やトラブルに直結するのが特約。契約書の中で一番注意して読むべき部分です。


🏠 物件・設備に関する用語

専有面積(せんゆうめんせき)

入居者が実際に使える部屋の面積。バルコニーは専有面積に含まれないのが一般的です。

専有部分・共用部分

専有部分は自分の部屋の中、共用部分はエントランス・廊下・階段など住人みんなで使う場所のこと。

💬 中の人より: 内見では共用部分もチェック。整理整頓されているかで、管理状態や住人のマナーがわかります。詳しくは👉内見の時に見逃しがちな重要ポイント5選で。

UB(ユニットバス)

浴室・洗面・トイレが一体になった空間のこと。「バス・トイレ別」を希望する人は要確認です。

PS(パイプスペース)

給排水管やガス管が通っているスペース。間取り図に「PS」と書かれています。

MB(メーターボックス)

電気・ガス・水道のメーターが収められた場所。間取り図では「MB」と表記されます。

採光(さいこう)

部屋に自然光がどれだけ入るか。窓の向きや大きさで変わります。「南向き」が人気ですが、ライフスタイルによっては他の向きが合うことも。

UT(ユーティリティー)

洗濯機置き場や洗面台など、家事をするためのスペースのこと。間取り図に「UT」と書かれています。

💬 中の人より: 北海道では脱衣所兼洗濯スペースを指すことが多いです。広さや配置を内見でチェックすると、入居後の家事動線がイメージしやすいです。

SB(シューズボックス)

玄関の靴箱・下駄箱のこと。間取り図では「SB」と表記されます。

RH(ロードヒーティング)

道路や駐車場、玄関アプローチなどに熱を通して、雪を溶かす設備のこと。北海道など雪国ではおなじみの設備です。

💬 中の人より: 雪かきの手間が大幅に減る嬉しい設備ですが、電気・灯油代がかかります。 賃貸の場合、その費用が共益費に含まれるのか、自己負担なのかは必ず確認しましょう。意外と見落としがちなポイントです。

設備・残置物(せつび・ざんちぶつ)

部屋に付いているエアコンや給湯器などが「設備」か「残置物」かで、故障時の対応が変わります。

  • 設備 = 大家が管理するもの。故障時は大家負担で修理。
  • 残置物 = 前の入居者が置いていったもの。故障しても自己負担。

💬 中の人より: ここは契約時に必ず確認すべき最重要ポイントです。残置物扱いのエアコンが壊れると、修理費も買い替え費用も全部自己負担になります。「これは設備ですか?残置物ですか?」と聞きましょう。内見時のチェックは👉内見の時に見逃しがちな重要ポイント5選にまとめています。


📐 間取りに関する用語

1LDK・2DKなどの表記

数字は「居室の数」、アルファベットは部屋のタイプを表します。

  • L = リビング(居間)
  • D = ダイニング(食事スペース)
  • K = キッチン(台所)
  • S = サービスルーム(納戸)

例:「2LDK」=居室2つ+リビング・ダイニング・キッチン。

DK と LDK の違い

明確な広さの基準があります。居室が1部屋の場合、DKは4.5〜8畳未満、LDKは8畳以上が目安。2部屋以上なら、DKは6〜10畳未満、LDKは10畳以上が目安です。

S(サービスルーム・納戸)

採光や換気の基準を満たさないため「居室」と認められない部屋。窓がない・小さいことが多いです。

💬 中の人より: 「2SLDK」のSは納戸。居室として使えるか(明るさ・広さ)は内見で必ず確認を。書斎や収納には便利です。間取り選びの考え方は👉カップル同棲の間取りは1LDK?2LDK?徹底解説も参考にどうぞ。

ロフト

天井の高い空間を利用した中二階のスペース。収納や寝室として使えますが、夏は暑くなりやすいです。

メゾネット

一つの住戸が2階建てになっている間取り。室内に階段があり、戸建てのような暮らしができます。


🏢 不動産業界の用語

おとり物件

実際には申し込めない(すでに成約済みなど)のに、集客のために掲載されている物件。

💬 中の人より: 「この物件まだありますか?」と聞いて歯切れが悪かったら要注意。来店させて別物件を勧めるのが手口です。詳しくは👉なぜ本当に良い賃貸はTikTokに載らないのか?で暴露しています。

内見(ないけん)

契約前に実際に物件を見学すること。「内覧」とも言います。

💬 中の人より: 部屋の中だけでなく、ゴミ捨て場・共用部分・周辺環境も必ずチェック。お部屋に気を取られて見落としがちです。チェックリストは👉内見の時に見逃しがちな重要ポイント5選にまとめました。

申込(もうしこみ)

気に入った物件に「借りたいです」と意思表示すること。これを行うと入居審査に進みます。契約とは違い、この時点では費用は発生しないのが一般的です。

入居審査(にゅうきょしんさ)

申込者が家賃を払い続けられるか、管理会社や保証会社が確認すること。収入や滞納歴などが見られます。

💬 中の人より: 同棲の場合、見られるのは契約者1人の収入。「2人合わせて」ではないので、契約者は信用力のある方を。詳しくは👉カップル同棲の間取りは1LDK?2LDK?徹底解説の審査パートで。

レインズ(REINS)

不動産会社が物件情報を共有するためのネットワークシステム。基本的に、どの不動産会社でも同じ物件を扱えます。

💬 中の人より: だから「この物件はうちだけ」はほとんど嘘。同じ物件を複数の会社で扱っていることが多いです。

元付け・客付け(もとづけ・きゃくづけ)

元付けは大家から直接物件を預かっている会社、客付けはお客さんに物件を紹介する会社のこと。

公租公課(こうそこうか)

固定資産税など、不動産にかかる税金のこと。家賃設定の背景になることがあります。


まとめ

賃貸の専門用語は、知らないと不安になったり、業者の言葉を鵜呑みにしてしまったりする原因になります。でも、意味を知っておくだけで、物件探しがぐっと楽になり、損も防げます。

このページはこれからも用語を追加していく予定です。わからない言葉があったら、また見に来てください。

そして、用語を理解したら、いよいよ物件探しと引っ越しの準備です。引っ越し費用は複数社の比較で大きく変わるので、忘れずにチェックしてください。


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